農機具は、毎日の仕事を支えてくれる大切な相棒。
ですが、「買ってからノーメンテナンス」では、寿命もパフォーマンスも短くなってしまいます。
ここでは、農機具を長く、そして安心して使い続けるための基本的なメンテナンス方法を5つのポイントでご紹介します!
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使用後は「乾いた汚れ」をその日のうちに落とす
作業後の土や作物のカスをそのままにすると、サビ・詰まり・劣化の原因になります。
特にロータリーやタイヤ周辺は泥がたまりやすく、放置すると固着してしまうことも。
- ホースで水洗い(高圧洗浄も有効)
- 金属部分は拭き取り+乾燥
- 可動部に泥が残らないよう丁寧にチェック
💡日々お忙しいとは思いますが、こまめなお手入れが大事です。
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定期的なオイル・グリースの補充・交換
エンジンオイルやギアオイルは機械の“血液”ともいえる重要な要素。
古くなると性能が落ちるだけでなく、故障の原因にもなります。
- エンジンオイルは使用時間50~100時間で交換
- グリースは1シーズンごとに注入
- 燃料も長期間放置しない(特にディーゼル燃料)
💡交換前には取扱説明書をチェック!指定の油種を使うことが重要です。
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タイヤ・バッテリー・ベルト類も定期チェック
走行系や電装系も意外と見落とされがちですが、重要な点検項目です。
- タイヤのひび割れ・空気圧
- バッテリー液の減りとターミナルの腐食
- ファンベルトの緩みや摩耗
💡点検は「農作業開始前・終了後」に行うと習慣づきやすいです。
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シーズンオフには「一時保管メンテナンス」
使わない期間の農機具は、保管中にも劣化が進みます。
特に湿気や直射日光は大敵です。
- 燃料を抜く or 防腐剤を添加
- カバーをかけて屋内保管
- タイヤの接地圧を減らすため板を敷く
雨ざらし・地面直置きはNG!腐食や故障の原因になります。
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異音・違和感があったらすぐ点検
「ちょっといつもと違う音がする」「動きが重い」など、小さな変化に気づくことがトラブル予防の第一歩です。
- 異音の原因を動画で撮って業者に相談
- 部品交換や調整を早めに行う
- 定期点検サービスを活用するのも安心
💡「まだ動くから大丈夫」が一番危険。早めの対応で修理費を抑えられます!
目次
まとめ
農機具は、ちょっとした日々の手入れで寿命が大きく変わります。
大切に使うことで故障リスクも減り、将来の売却時にも高く評価されることにつながります。